講師紹介

伊達博充(だて ひろみつ)

建築家(一級建築士)(株)核建築設計事務所 代表取締役

1938年(昭和13年)大阪府生まれ、鹿児島県出身、

1956年(昭和31年)鹿児島県立、鹿児島工業高等学校 建築科卒業。旭化成工業(株)大和ハウス工業(株)等を経て

早稲田大学大隈講堂の設計者、故 佐藤武夫(早大名誉教授)主宰 佐藤武夫設計事務所 現(株)佐藤総合計画に在籍

最晩年の佐藤武夫の薫陶を受ける。

1966年(昭和41年)(株)核建築設計事務所を設立 現在に至る。

趣味 ① 創作折り紙 2022年第30回紙わざ大賞 入選

② 囲碁 六段  2023年日本棋院 允許

経歴

1966年(昭41)故) 佐藤武夫先生(早大 名誉教授 大隈講堂設計者)のまだ10年早いとの𠮟責を受けながら、

佐藤武夫設計事務所(現 佐藤総合計画)を飛び出して独立した、まだ早いとの先生のお言葉に、まだ早いと決断しない人はもう遅いと言って、実行しないのではないかと思いますと応じた。

うーんと67歳の先生を椅子に仰け反らした。28歳だった、

青山分室の名刺を作りなさい、暖かいお言葉を頂き先生が

お亡くなりになるまでの6年間使わせていただいた。

1956年(昭31年)工業高校の建築科を卒業して、故郷鹿児島を離れた。

 旭化成工業(株)(延岡市・富士市)3年

 創和建築設計事務所  (横浜市) 1年

 大和ハウス工業(株) (東京都) 2年

 佐藤武夫設計事務所  (東京都) 4年

最晩年の佐藤武夫という巨人の謦咳に接し、薫陶を受ける幸運を得た。

時は我が国高度経済成長期の真只中、社会が求めるものの多い時代であったとは言え、今日まで57年間決して平坦な道のりであったはずはない、正に仕事を通じて巡り合えた多くの人々の信頼を得て、助けられ生かされてきた人生である。

そして最大の歓びは、人生を貫く職業を得て、追及してこれた事である。

85歳となった今、人生に定年はないとの信念のもとに生涯現役として、死を迎えるその一瞬まで人生の現役でありたいものと願っている。

そして今、創作折り紙の魅力に取りつかれ、新たなジャンルに楽しんで打ち込んでいる、一つでもよい折鶴のような永遠のものを残せたら無上の歓びである。

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